初めて、お水取りに行きました。


まず、女人高野・室生寺に。修復なった五重塔を拝観。国宝の金堂、重文の阿弥陀堂など、苔むした山奥の伽藍を回りました。3月とはいえ、結構寒かった気がします。門前では、「陀羅尼輔」を売っている店が並び、1袋買って来ました。腹痛には良さそうな気がします。主原料は、「キハダ(黄柏)」の皮。万病に効くということですが、薬事法により、胃腸専門薬となったそうです。

そして、夕方、奈良に戻り、いよいよ、お水取り。6時ごろ二月堂に行ったときには、すでにたくさんの人が集まっていました。3月14日は、最終日、お松明がつぎつぎに練行衆の尻を焦がすほど接近して上堂するということで、「尻焦がし」とも言われているそうです。二月堂の回廊に十本の松明が並んで、火の粉を降り落として圧巻でした。二月堂の前にある杉の木が邪魔で見えないと思っていたら、この杉の木は、東大寺の開祖良弁にまつわる大事な木だそうです。翌日、なにかいいことがありますようにと松明の燃えかすを拾いにいきました。


さて、その日の宿は、菊水楼!お食事も、設えも結構なものでした。お水取りにつかわれた椿「糊こぼし」が飾ってあり、料理長のパフォーマンスもあって、お水取りの宵にふさわしく、華やいだ夕食になりました。このお水取りに使われる「糊こぼし」は、紙で作られており、糊をこぼしたような模様なのでこのように呼ばれているようです。この椿は、東大寺開山堂の基壇のそばに植えられています。お水取りの時期には、咲いていないので、練行衆が造花を作るそうです。
菊水楼は、明治23年創業の料理旅館、館内は趣のあるつくりで、あちこち散策して回りました。ふすまの取っ手が襖絵とあわせてあり、とてもモダンな感じです。






ご接待してくださった仲居さんは、美人で、なかなかの方でした。
法隆寺によって帰路に着きました。何年かぶりに法隆寺に行きましたが、やはり、法隆寺は別格と感慨深く五重塔を見上げました。
最近のコメント